2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
Guyが1853年にMeliora第二号に書いた「Rescued from the Beggars」を読んだ。 GuyはRescued from the Beggarsというタイトルがeccentricであるといっているのだが、この表現はGuyが著者であるかどうかに疑問があるPlauge of Beggarsでも使われていたので、Gu…
Guyが1852年にMelioraという社会改革系の雑誌に出したPolicy of Preventionという論文を読んだ。 そこでSt Gilesの劣悪な環境としての有名さの話をしていた。なぜSSLやそのメンバーであるGuyがSt Giles in the field、特にその中でChruch Laneに注目したかと…
William Guyについて同時代の伝記記事を読んでいたら、biasという表現のかなり興味深い使い方を発見した。これは多分「傾向」くらいの意味で使われており、特にnegativeなコノテーションはない。 Very early in his professional career Dr. Guy showed a de…
Sykes, Guy, Neison, 1848, "Working Class Committee Report"を再訪。この文書はfieldworkとstatisticsの関係性、そしてquestionnaireの利用を考える上でかなりおもしろいのだが、時間が足りなくて博論では軽く触れるだけできちんと分析できなかった。 関連…
昨日読んだ、Guyの"1774 and 1884"で参照されていた同じFraser's Magazineの記事を読む。あまり、おもしろくなかった。これはたぶん論文ではつかわへんな。 その後、George Levine (2002) Dying to Knowの第一章。第一章後半はあまりついて行けない感じの議…
GuyがHowardについて書いた最初期の文献を読む。1848年にFrazer's Magazineに出版で、1850年出版のThomas CarlyleのLatter-Day PamphletsにおけるHoward評価への反論よりもはやい。 夜、ちょっと翻訳を進めた。 Guy, 1848, "1774 and 1884" [William A. Guy]…
論文執筆のための準備作業として、科学史論文を読む。次の研究プロジェクトではsocial sciencesにおけるfield workの歴史を扱いたいので、「field」科学を対象にしたもの。 Danielle K. Inkpen (2018) "The Scientific Life in the Alpine: Recreation and M…
そろそろ論文を書かないといけないので、それの準備を本格化する。 論文はscientific biographyを題材としながら、human sciencesに特有のタイプのscientific selfの創出について論じるというもの。 なぜbiographyを使うのかがもう少し書かれると良い。 huma…
日本科学史学会京都支部@京大人文研で発表した。 発表は博論第一章と第五章の要約である「万国の統計学者よ、団結せよ!」(発表原稿ダウンロードリンク) 質疑応答で思ったよりも質問がたくさんでたのでよかった。 懇親会で非ヨーロッパ圏における「近代/…
Guy1882Winter's Journeyのノートまとめ作業をした。 明日10月5日の日本科学史学会京都支部@京大人文研での発表準備完了。タイトルは「万国の統計学者よ、団結せよ!」。 Guyの話を論文化するにむけて、Porter (2004) Karl Pearsonに言及しておいた方がいい…
William Guyの*John Howard's Winter's Journey読み終わり。 Jack London, 1903, The People of the Abyss読み始め。序盤からかなりおもしろい書き出し。East Londonを未開の地であり、London市民さえもその内実を知らないといったプレゼンをしているが、当…
スライド完成。 後期のゼミが開始。 William GuyのJohn Howard's Winter's Journeyの続きを読む。
研究会草稿完成。あとはスライドだけ
研究会草稿だいたい終わる。 Alfredのworkflowで複数のオンライン辞書や論文誌をすぐにキーワード検索できるのをつくった。便利。