没落亭日誌

科学史/メディア論のリサーチ・ダイアリー

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

30 May 2019: Bazerman1988書評

Shaping Written Knowledge: The Genre and Activity of the Experimental Article in Science (Rhetoric of the Human Services)作者: Charles Bazerman出版社/メーカー: Univ of Wisconsin Pr発売日: 1988/10/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブロ…

Michael George Mulhall: statistical dictionary

世界で最初のstatistical dictionaryであることを主張する者としてMulhall's dictionary of statistics (1884)があるというのを教えてもらった。この辞書が「最初」であるという意味がよくわからなかったのだが、かるくみてみたところ、どうも統計データ検索…

29 May 2019: Atkinson1999書評

出張書類の処理など。 ゼミ出席。 以下の本が届いたので、HSSの学会発表準備をしながら関連箇所を読む必要がある。 Scientific Discourse in Sociohistorical Context (Rhetoric, Knowledge, and Society Series)作者: Dwight Atkinson出版社/メーカー: Rout…

26 May 2019

科学史学会二日目。 からの帰宅。 いろんな方にお会いできたので、急いで名刺を刷ってよかった。 メモ:名刺は研究費から落とせないので自腹。

25 May 2019: 科学史学会発表

岐阜大学で開催された科学史学会で発表。 発表タイトルは「有徳たれ統計学者、そしてデータに自己をうずめよ: ロンドン統計協会と社会科学的エートスの形成1870–1875」

24 May 2019

科学史学会の準備作業で終わる。

23 May 2019: Fyfe, 2016, 'Journal and Periodicals'

以下の文献からAileen Fyfeが書いた、’Journals and Periodicals’を読んだ。 A Companion to the History of Science (Wiley Blackwell Companions to World History)作者: Bernard Lightman出版社/メーカー: Wiley-Blackwell発売日: 2016/04/04メディア: ハ…

22 May 2019: Alexander Csiszar

History of Science Societyの発表はscientific periodicals系のセッションに入れられた模様。これはメディア史系の議論がしやすいので大変よかった。 moderatorはHarvardのAlexander Csiszar。おもしろうそうな論文を書いているし、The Scientific Journal:…

21 May 2019

会計事務作業 今年の夏はイギリスでの卒業式とHistory of Science Society (HSS) 年会参加のためにヨーロッパに行くのでその旅程を組む作業。私用が混ざるため自腹での渡航となり大変辛い。 旅程が複雑すぎて難航する。 HSSではJournal of the Statistical S…

20 May 2019

科学史学会のスライド完成。 『職工事情』上中下巻購入。 職工事情 (上) (岩波文庫)作者: 犬丸義一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/09/16メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る 職工事情〈中〉 (岩波文庫)作者: 犬丸義一出…

19 May 2019: 松山巌ほか

本郷概念分析研究会参加。 都市のフィールドワークの歴史関連で教えてもらった本 乱歩と東京posted with ヨメレバ松山巌 筑摩書房 1994年07月07日 楽天ブックスで探すAmazonで探す うわさの遠近法posted with ヨメレバ松山巌 筑摩書房 2003年08月06日 楽天ブ…

18 May 2019: 調査器具としてのフィールド・ノート

研究会。数年ぶりに情報学環の福武ホールへ。 五月祭とバッティングしてしまったので予期せぬ混雑に遭遇。 研究会は大変勉強になった。博士論文として近日提出されるとのことなので楽しみ。 フィールドワーカーが使うノートについて情報交換。やはり、フィー…

17 May 2019

18日の研究会用のコメントを書く。

16 May 2019

土曜日の研究会のために事前配布された原稿を読んでコメントを考える。 洋書が買えるようになったので注文。 科学史系 Scientists and Scholars in the Field: Studies in the History of Fieldwork & Expeditions作者: Kristian H. Nielsen,Michael Harbsme…

科学史ゲーム「Astrologaster」

16世紀末に無免許で医学的アドバイスを行う占星術師(占星医学?)を題材としてビデオ・ゲームができたらしい。できたよー、とい案内が科学史系MLで回ってきた。おもしろそう。 store.steampowered.com Simon Formanという占星術師を助けて、医師免許を取得…

Writing Science (Stanford University Press series)

科学史家のTimothy Leniorと文芸理論家のHans Ulrich Gumbrechtがかつて編集を務めていた、Writing Sciecneシリーズというのがあるらしい。シリーズの巻頭言的なものを読んだ限り、かなり興味関心がかぶっている。書くこと、それを単に文章だけにかぎらず、…

15 May 2019: 立花雄一『明治下層記録文学』第一章

科学史学会の発表スライドづくり。 第一草稿完成。あとは15分の持ち時間にあわせてすこしダイエットしたほうがいいかもしれない。 markdownでの引用/脚注にややてこずるが、無事できた。 新しい本を買った。岡真理さんがジュネのシャティーラの4時間の話と…

14 May 2019: ウルトラワイドモニター購入

科学史学会の発表スライドづくり。 新しいモニターを買った。LGの34インチウルトラワイド。ちょっと大きすぎて面食らったが、わりとうまくいっている。基本は画面を真ん中で分けて、史料がよめなくて最大限度までズームするときなど、かなりの横幅が必要にな…

9 May 2019

科学史学会の発表スライドづくり。

8 May 2019: 必要書籍リスト化・購入、北田『社会制作の方法』序章

購入予定書籍のリスト化。洋書は時間がかかるのではやめに注文しないといけないらしい。 どのくらい本を買うべきで、どのくらい旅費や機材費にまわすべきなのかの感覚がまだつかめない。 さすがに調査用カメラを新調したほうがよい気がするのだが、どうなの…

7 May 2019: 書籍購入、CV更新

研究費が使えるようになったので、本が買えることとなった。和書は生協で、洋書はamazonで買うのが安い組み合わせらしい。 社会探検 in 東京ということで以下を購入。 日本の下層社会改版posted with ヨメレバ横山源之助 岩波書店 1985年04月 楽天ブックスで…

Daniela Bleichmar: Visual History

個別の分野を超えた総合humanities系の雑誌として有名なものとしてCritical Inquiryがあり、大物科学史系のひとが寄稿することはしばしばあるのだが、Critical Inquiryと同じくらい有名なRepresentationにも時々科学史家が書くことがある(Lorraine Dastonと…