没落亭日誌

科学史/メディア論のリサーチ・ダイアリー

29 May 2019: Atkinson1999書評

  • 出張書類の処理など。
  • ゼミ出席。
  • 以下の本が届いたので、HSSの学会発表準備をしながら関連箇所を読む必要がある。
  • Scientific Discourse in Sociohistorical Context (Rhetoric, Knowledge, and Society Series)

    Scientific Discourse in Sociohistorical Context (Rhetoric, Knowledge, and Society Series)

  • 書評: Jennie Marie Blankert (Journal of Business and Technical Communication)
    • 'more informational less narrative'と要約している
      • これはnarrativeの意味によるのでなんともいえない主張
  • 書評: Alan Gross (Isis)
    • personal, epistolary formsが重要だった初期から19世紀後半までには 現代的なscientific writingが登場してきたことを示した
    • 図やグラフの排除と言語への偏重=言語が科学において最も重要という疑わしい前提があり問題
    • Philosophical Transactionsという媒体の特殊性。19世紀以降にはたして代表的雑誌と言えたのかは疑問 (Isis)
  • 読むのは2章と6章が歴史編、4章、5章が分析編らしい。4章がレトリック分析なので、ここが一番おもしろそう。