午後の科哲の授業で読むということなので、大急ぎでScience beyond the Laboratoryの序文と、イントロ冒頭部15ページを読む。
Science Outside the Laboratory: Measurement in Field Science and Economics
- 作者: Marcel Boumans
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2015/06/01
- メディア: ハードカバー
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- labratoryの外でもscienceが行われているのだから、labratory中心主義的なものを脱して、それぞれの場で行われているscienceの科学哲学をやろうという感じ。これは共感できる。
- そうしたlaboratory scienceに対して、field scienceというのをたて、Osirisのfield特集を引くのだが、実際に議論の中心となるのはeconomcis注目するとのことなので、あまりfield science感がない。
- さらにmeasurementへ注目すると宣言する。まあ、何に注目しようが著者の勝手だと思うが、これもfield scienceを扱う上でなぜmeasurementに注目するのか、もうすこし説明が欲しいところ。
- 序文では、生まれたばかりの息子が不整脈で治療が必要かどうかみたいな問題が発生したときに、医師が検査結果を読み解きながら治療計画を立てていくという実践が紹介され、この話は大変おもしろいのだが、そこから想像するものと本文の内容が結構違う感がある。
- Osirisの英語発音は「オサイリス(/ə(ʊ)ˈsʌɪrɪs/)」だと学んだ。「オシリス」だと思ってた。
授業の後はプレゼン準備
- ドイツではやはり学振の給料は免税扱いになるらしい(居住地の税務署ともめなければ)。
- 6時半からの応用哲学会前夜祭「社会学と哲学の協業に向けて――質的調査・推論主義・プラグマティズム」を聴きに行った。